ハグの効能
突然ですが、皆さんはハグすること、されること、ありますか?
日本人ですとはじめましての挨拶は会釈や握手が一般的に多いですが、海外でははじめましてでハグをすることも珍しくありません。
最近とある記事で、
「健康にはハグが効く!」
「抱き合うことは、薬と同じぐらい効果的」
といった事が判明しているらしいです!
そこで今回は、お客様がハッピーになれるハグと題して、記事の一部をご紹介したいと思います♪
職業:「ハグ師」
これ、冗談でなくプロとして、ちゃんとお金をもらっている人たちがいる現実のハナシ。ストレスの多い現代社会に癒しとつながりをもたらすサービスとしてハグイベントを実施。そこで、トレーニングや研修を受けたプロのハグ師らによる“ハグセッション”が、高い人気をよび、参加者同士の新たなコミュニティをつくる、ひとつのキッカケになっているというのです。
人の温かさとつながりを求めて
ある参加者が20代の頃交通事故に遭い、腰に慢性的な痛みを持つようになりました。
治療を受けるうち、人の手で触れられることによって痛みが軽減することに驚きを覚えます。
またある人は複雑な家庭環境で育ち、最初の結婚も上手くいかなかったが、人と人の物理的なコミュニケーションによって、心も体も癒やされるということを知りました。
参加者の人たちは、人と人の触れ合いがどれほど大きな力を持つか認識しました。
例えば、幼い頃虐待を受けていた人や、病気や障害によって身体に麻痺を抱える人、心や体に障害を持つ人と触れ合うことで、人がどのように受け入れられたいと感じているかを知り、自分自身も相手に受け入れられていることに気づいたといいます。
それは、物理的なハグというコミュニケーションによって得られる大きな効果でした。
「抱きしめる」が人と人を繋ぐ~ハグ師の言葉~
私は今でこそ毎日笑って過ごしていますが、昔はそうではありませんでした。何年もの間孤独に苛まれ、ナーバスな気持ちになることもたくさん。恋人がいれば満たされるだろうと思ったこともありましたが、本当に欲しかったのは性的なつながりではありませんでした。
私はノンセクシャルな触れ合いを必要としていたのです。抱き合って寒さを凌ぐ人たちを見て自分が本当にしたかったことに気付きました。
はじめこそ自分のためだけでしたが、そのうちハグが持つ力と効果を確信するようになりました。触れ合いによってつながりが実感できる癒しの効果を発揮しています。
人同士のつながりが薄く、目まぐるしく変化していく社会に置いて行かれるような焦りや孤独感を感じる現代人にとって、誰かと触れ合い、コミュニケーションを取れる場は貴重な存在。
誰かと顔を合わせて、触れ合うということの大切さを改めて私たちに教えてくれます。
~おわりに~
毎日の生活に疲れたら、大切な人を抱きしめたり、抱きしめてもらったり。
それは疲れた心と体にとって一番の薬になるかもしれませんね。